障害があることで社会のなかで感じる「生きづらさ」を減らしたい
ヴァレンタインでは、重度な障害がある人でも地域で当たり前の生活ができるよう、主に障害のある方を対象に介護派遣を行っています。障害者自身が力をつけていく、エンパワメントの考えを基本に支援していきます。
障害者主体の介護派遣を大切にしています。障害のある方が、自分で選び、決定し、責任を負いながら、障害のない人と同じように、失敗を繰り返し、自分らしい生活を送れるよう、支援していきたいと考えております。
人は、誰しもが歳を重ねていきます。老いていくだけで身体は動かなくなり、「料理がしたい」「外に行きたい」なんて日常生活の些細な希望も叶えられなくなってきます。だからといって、全て諦めて一日中ベッドの上…なんて過ごし方は、もったいない。いつだって、楽しく過ごしたいとは思いませんか?
それは、障害者の方たちも同じです。だからこそ、私たちは彼らの「やりたいこと」が詰まった“日常生活”を送れるようにサポートしています。
ここでは、1人の利用者様に1人のスタッフといった、“一対一のコミュニケーション”を行ない、なるべく的確に希望に応えるようにしています。中には、必要な時だけ呼ぶから大丈夫、なんて方も。そんな時は、邪魔にならないように、本を読んだり編み物をしたりして待機することも心遣いのひとつです。ずっと側にいたら、利用者様も息が詰まってしまいますからね。
介助者の方には障害のある方を指導、管理するのではなく、利用者さんの決定、選択を尊重するサポートをお願いしています。人対人であり、お互いに相手に合わせ、尊重するといっても簡単なことではありません。自分に足りない部分、限界を見せられることもありますが、成長できる機会でもあります。
私達に関わってくださるかたが幸せになっていただけるよう、日々努力していきたいと思います。